蘭妖子 2014/08/02 @ 九條さんへ捧げる きみが歌うクロッカスの歌 (三沢)

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蘭妖子 2014/08/02 @ 九條さんへ捧げる きみが歌うクロッカスの歌 (三沢)

追悼!九條今日子展 きみが歌うクロッカスの歌~寺山修司と九條映子のラブレター~

生前あまり語られていない寺山修司との恋人から新婚時代の貴重な資料を中心に、寺山と交わした数々のラブレターや天井桟敷時代の仕事の手紙、寺山のエッセイ「映子をみつめる」、演劇実験室「天井桟敷」での演劇、映画プロデューサーとしての活躍、さらに稀代の猫マニアだった九條の海外公演地などで集めた猫コレクションなどが展示されます。

展示構成

寺山さんが浅草国際劇場を舞台に活躍していた九條さんを見初め、始まったふたりの愛。
今回の展覧会はそんなふたりのなれ初めからはじまります。

1 九條映子時代
寺山と出会う前の、青春スター「九條映子」時代の資料を中心に展示

2 寺山修司との出会い、恋愛、新婚生活
寺山との出会い、恋愛、そして結婚までの軌跡をふたりの往復書簡、数々のラブレターを中心に展示

3 演劇実験室「天井棧敷」のプロデューサー時代
九條今日子のプロデューサー人生が始まりから、演劇実験室「天井桟敷」の資料、九條今日子への海外からの手紙など

4 寺山修司没後から現在
九條今日子の講演ノートや著作、記念館創設までの資料を展示

5 九條今日子「猫」コレクション
寺山といっしょに買い求めた可愛らしい猫グッズ。ほかに「花」切手のコレクションも合わせて展示

また、8月2日(土)にはオープニングイベントとして、ライブ・舞踏・トークが行われます。
13:00~ 蘭妖子ライブ 九條さんへ捧げる「きみが歌うクロッカスの歌」
14:00~ 「九條さん、ありがとう」トークショー
15:30~ 「映子をみつめる、ジャズの夕暮れ」
寺山修司記念館・屋外多目的スペースにて入場無料。お誘いあわせの上ご来場ください。

■寺山修司記念館特別企画展■
会期  2014年8月1日(金)~2015年3月29日(日)
時間  9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場  三沢市寺山修司記念館エキジビットホール
入館料 一般530円(常設展入館料含)、一般団体430円(20名以上)、高大生100円、小中生50円(土曜日は小中生無料)

8月2日(土)
13時から14時
蘭妖子ライブ 九條さんへ捧げる「きみが歌うクロッカスの歌」
構成・演出:森崎偏陸
出演 : 蘭妖子(元・演劇実験室「天井棧敷」女優、歌手) エミ・エレオノーラ(ミュージシャン) 福士正一(舞踏家・オドラデク道路劇場)
九條さんがプロデューサーをつとめた演劇実験室「天井棧敷」の女優・歌姫だった蘭妖子さんの追悼ライブです。

14時から15時30分
トークショー「九條さん、ありがとう」
出演 : J・A・シーザー(演劇実験室「万有引力」主宰・演出家・作曲家) 蘭妖子 佐々木英明(寺山修司記念館館長)
演劇実験室「天井棧敷」の作品で寺山修司と共同演出、作曲を担当したJ・A・シーザーさん、蘭妖子さん、佐々木英明館長が、九條さんの思い出や、寺山修司を支えたプロデューサーとしての手腕などを語ります。

15時30分から16時30分
「映子を見つめる、ジャズの夕暮れ」
出演 : 1日だけの「クジョオ!スペシャルジャズバンド」
ジャズが好きだった九條さんへ、スタンダードなジャズ演奏を捧げます。

8月3日(日)
11時から21時
TERAYAMA MUSIC MUSEUM vol.5
出演 : TOMITY BEAT-PULP ヨシダダンススタジオ(キッズ)(ユキモト) RIDDLE BAD ASS inc HIROSSAI NAMI T.A.G MAYO SUGER モモ YU-MA 338FAMILA WEYM VAVALMAN FULL CONTACT 79 AS WE ENT 自然防衛軍 他(6月25日現在、追加出演者、出場順後日発表します)
地元の若手ミュージシャンに場所を提供し、かれらの表現を場を確保してあげたいと考えて始めた「TERAYAMA MUSIC MUSEUM」も今年で5回目になります。かれらも着実に成長し、ショーアップの仕方も年々上手になって来ていると感じます。ヒップホップ版「真夏の夜の夢」。若者たちの夢は尽きることがありません。今年も10時間ぶっ通しのコンサートです。みんなで盛り上げてやりましょう!
8月2日(土)と3日(日)の両日、
「寺山修司遊びの劇場 ムシムシコロコロ・パークJr.」も同時開催されます。時間は11時から15時。
Simizzy(シミージー)が今年もアッと驚く新作を携えてやってきます。「自由と想像力、アートと遊び!」をキャッチフレーズに、次世代の寺山修司を育てよう。「百年たったら帰っておいで 百年たったらその意味わかる」。その百年後に立ち合うことができるのは、次の次の世代です。ぼくたちがこわごわ覗いた見世物小屋やサーカス。こどもたちにとっての寺山修司記念館がそのようなちょっとおどろおどろしい異空間であってくれればと願っています。若いお父さん、お母さん、頼みますよ。